ブレイクの足がかりとなった映画『君の膵臓をたべたい』に出演していた当時、彼女はまだあどけなさを残す少女だった。柔らかな頬のラインと可憐な佇まいが印象的だったが、芸能界でのキャリアが進むにつれて、その佇まいは劇的にシャープさを増していく。
10代から20代へと脱皮する過程において、体型の変化は誰にでも訪れる成長の一環だ。しかし、彼女の場合はスクリーンに映し出される一瞬一瞬に対して極めて厳格であり、立ち姿や首筋のライン、表情の陰影に至るまで、セルフプロデュースの意識が急速に高まっていった時期でもあった。