ストーリーで自分に対する嫌がらせが投稿された際、焦ってすぐに閲覧するのは禁物だ。閲覧者リスト(足跡)に自分のアカウントが残ることで、相手が警戒して投稿を即座に削除したり、アカウントに鍵をかけたりする恐れがあるからだ。証拠を確保する前に逃げられてしまっては元も子もない。
足跡をつけずに問題の投稿を確認・保存する裏ワザとして、外部の匿名閲覧ツールやサブアカウントの活用が挙げられる。ただし、鍵付きアカウント(非公開アカウント)の場合は外部ツールでの閲覧が不可能なため、共通のフォロワーに協力を依頼して画面録画を撮影してもらう手法が極めて有効だ。
さらに被害の拡散を防ぐには、プライバシー設定の徹底的な見直しが不可欠となる。特定の相手から自分のストーリーを見られないようにする「ストーリーズを表示しない」設定や、信頼できる人物だけに限定配信する親しい友達機能を戦略的に使い分けることが防衛の第一歩だ。Instagramのアプリ内設定を使いこなし、加害者とのデジタルな接触面を完全に遮断することが求められる。