船越英一郎は若い頃から端正なルックスと包容力のある人柄で知られ、かつては共演女優との噂が報じられたこともあった。しかし、浮名を流すタイプではなく、一度交際した相手とは誠実に向き合うタイプとして知られている。
松居一代との16年間にわたる婚姻生活では、家庭を最優先にする「尽くす夫」「おしどり夫婦の象徴」を演じ続けたが、その反動は小さくなかった。激しい離婚劇を経験したことで、彼の恋愛観・パートナーシップ観は大きな転換期を迎える。
現在パートナーである松下萌子との関係に見られるのは、過度な依存や世間体へのアピールを排した「個々の自立」である。お互いの仕事や領域を尊重し、付かず離れずの心地よい距離感を保つことこそが、船越が長い人生の旅路の果てに見出した理想のパートナー像と言える。