ケースなし派のプロフェッショナルたちは、決して無謀な扱いをしているわけではない。彼らの日常には、端末の美しさを保ちながら傷を最小限に抑えるスマートな工夫が散りばめられている。
最も普及しているのが、背面とカメラレンズ周辺に極薄のマット系保護フィルム(スキンシール)のみを貼る手法だ。厚みはわずか0.1ミリ程度。見た目は裸そのものだが、テーブルに置いた際の擦り傷を完全にシャットアウトできる。また、ポケットにiPhoneを入れる際は「鍵やコインと同じポケットには絶対に入れない」というワンポケット・ワンデバイスの鉄則を徹底する。カフェでは硬い天板の上に直接置かず、レザーの財布やノートの上にそっと置く。こうした所作の丁寧さそのものが、持ち主の佇まいをエレガントに見せるのだ。