じゃがいも栽培で絶対失敗しない秘訣!増収を生む土寄せと病気予防策

じゃがいも栽培で絶対失敗しない秘訣!増収を生む土寄せと病気予防策

じゃがいも栽培で絶対失敗しない秘訣!増収を生む土寄せと病気予防策の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

じゃがいも栽培における最大の技術的罠が「肥料の過剰散布」です。良かれと思って牛糞堆肥や窒素肥料を大量に投入すると、地上部の茎葉ばかりがジャングルのように巨大化し、肝心の芋が一切肥大化しないつるぼけが発生します。

肥料の与え方と追肥の基本配分は、元肥控えめ・追肥重点です。元肥には、窒素・リン酸・カリが等量含まれる化成肥料(8-8-8)を平米あたり50g程度に抑えて施用します。じゃがいもの芋形成において最も消費されるミネラルはカリ(加里)であり、窒素の1.5倍以上のカリを必要とします。

追肥は前述した「土寄せ」と完全に連動させます。

  • 1回目の追肥(芽かき・第1回土寄せ時):株間に化成肥料を平米あたり約20〜30gパラパラと散布し、土と混ぜ合わせながら株元へ寄せる。
  • 2回目の追肥(着蕾・第2回土寄せ時):同様に20g程度を施用。この追肥がストロン先端の肥大成長を強力に後押しする。

開花期を過ぎてからの遅延施肥は、収穫時の芋のデンプン価を低下させ、貯蔵中の腐敗を誘発するため厳に慎まなければなりません。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。