供給が逼迫しやすい人気ゲーム機や、季節の変わり目に実施される「在庫処分セール」において、ネットの在庫情報はどこまで信用できるのでしょうか。編集部が複数の都市型旗艦店(LABI)および郊外型店舗(テックランド)の売場動向を追跡取材したところ、現場ならではの在庫配分の実態が判明しました。
PlayStation 5などの人気ハードウェアや新作限定ホビーの場合、転売対策および店頭集客の観点から「Web上にはあえて在庫なしと表示させ、店頭ゲリラ販売用の実在庫をバックヤードにストックしておく」という店舗独自の割り当てが存在します。そのため、ネット上で全店「お取り寄せ」となっていても、大型店舗のゲームコーナー店頭には当日販売分が積まれているケースが珍しくありません。
また、展示処分品や「赤札」が貼られた在庫処分セール品は、システム上の商品コードが通常新品と異なる処理をされるため、ヤマダウェブコムの在庫検索には一切ヒットしません。店舗ごとのワゴンセールや型落ち家電の掘り出し物は、Web検索に頼るのではなく、週末の開店直後に直接店舗へ足を運ぶことでしか把握できない「完全なオフライン限定在庫」となっています。