二郎系の醍醐味である無料トッピング(コール)によって、一杯の栄養バランスは劇的に変化します。コールの選択が最終的な総カロリーを左右する重要な分岐点です。
【アブラ増し(背脂)の破壊力】
スープのコクを増す「アブラ」の正体は豚の背脂です。背脂はほぼ純粋な脂質の塊であり、大さじ1杯(約15g)で約100kcalを超えます。「アブラマシ」で約150〜200kcal、「アブラマシマシ」にすると300〜400kcal以上が純粋な脂質としてダイレクトに加算されます。
【ヤサイマシ・マシマシの影響】
二郎系のヤサイマシによるカロリー増加は+30〜50kcal程度とごくわずかです。食物繊維を大量に補給できるメリットがある一方、カエシ(カラメ)を追加して塩分濃度を高めたり、スープの油分をスポンジのように吸い込ませて食べたりすると脂質摂取が増えるため注意が必要です。
【汁なし・まぜそばの罠】
「スープを飲まない汁なし(油そば)なら低カロリーではないか」と考えるのは危険な誤解です。ラーメン二郎の汁なしのカロリーは約1,300〜1,700kcalに達し、通常のラーメンと大差ありません。濃厚なタレ・ラード・フライドオニオン・卵黄などが極太麺の表面全体に絡みつくため、スープを残すことによるカロリーカットが構造上難しくなるからです。