マツシバロボット工場で製造されたドラえもんは、当初は黄色いボディを持つ子守用ネコ型ロボットでした。耳もきちんと付いていたのです。
転機となったのは、ある事件。粘土でドラえもんの人形を作っていたところ、ネズミに耳をかじられてしまいました。驚いて病院へ駆け込んだドラえもんでしたが、医療ロボットが誤って耳を切除してしまったのです。
耳を失ったショックで泣き続けたドラえもん。涙が止まらず、その振動でボディの黄色いメッキが剥がれ落ちました。残ったのが現在の青いボディです。
この出来事以来、ドラえもんはネズミが大の苦手になりました。ネズミを見ると取り乱し、四次元ポケットから道具を取り出すことすら忘れてしまうほどです。