Q1:三億円事件の真犯人は現在、警察によって特定されているのですか?
A1:特定されていません。1975年に刑事時効、1988年に民事時効が成立しており、法的な捜査は完全に終了しています。警察庁の公式見解としても被疑者不詳のまま未解決事件として処理されています。
Q2:最有力容疑者とされた「少年S」はなぜ逮捕されなかったのですか?
A2:事件発生からわずか5日後に青酸カリで自殺したため、事情聴取を行うことができませんでした。また、現場の遺留品から少年Sの指紋が検出されず、奪われた現金などの直接的な物証も見つからなかったため、犯人と断定する決定打を欠いていました。
Q3:奪われた三億円の保険金は支払われたのですか?被害者の東芝はどうなったのですか?
A3:被害額の全額は保険会社(損害保険各社)によって補償され、東芝府中工場の従業員には事件当日の夕方に無事ボーナスが支給されました。また、国内保険会社が加入していた海外の再保険(ロイズ・オブ・ロンドン)によって損失の大半がカバーされたため、国内金融界への直接的な壊滅的打撃は回避されました。