トラブルの報告が最も目立つのは、メルカリやヤフオクといった大手のフリマアプリやネットオークションの場だ。恐ろしいことに、出品者自身が偽物であると認識しないまま「海外直売品」「一点物のレアストーン」といった言葉を信じ込み、第三者に転売して被害を拡大させているケースが散見される。
相場を大きく下回る格安価格で「極上品」として出品され、購入後に専門家に持ち込んだところアクリル樹脂の加工品だと判明する例も少なくない。個人間取引では信頼できる鑑別書が添付されないことが多く、スマートフォン写真の光加減や高画質フィルターによって、接着ラインや色ムラが器用に隠されてしまうリスクが常に潜んでいる。