華やかな晩餐会ドレスの世界において、雅子さまのスタイルが国内外で格別の尊敬を集めているもうひとつの理由が、長年にわたる「着回し(リウェア)」と「リメイク」の巧みさです。
皇太子妃時代から現在に至るまで、雅子さまは一度仕立てた大切なドレスを10年、20年という歳月をかけて何度も大切にお召しになっています。例えば、ご成婚初期にお召しになったお気に入りのシルクドレスを、年代や立場に合わせて襟元のデザインをアレンジしたり、レースのオーバースカートを組み合わせたりして、全く新しい表情のドレスへと生まれ変わらせる工夫を凝らされています。
この背景には、以下の3つの明確な哲学が存在します。
- 素材への敬意:職人が丹精込めて織り上げた日本の最高級シルク生地を、生涯にわたって大切にする姿勢
- 国民への配慮:過度な浪費を避け、質素倹約と品位を重んじる皇室のあり方を自ら実践
- 時代を先取りしたサステナビリティ:現代社会が重視するエシカルな価値観を、数十年も前から自然体で体現
ネット上でも「同じドレスを大切に着続けるお姿に感動する」「リメイクのセンスが素晴らしく、物を大切にする日本の心が伝わってくる」と絶賛の声が絶えません。