Tokio有名曲ランキング完全解説!時代を彩った名曲と制作秘話の真相

Tokio有名曲ランキング完全解説!時代を彩った名曲と制作秘話の真相

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TOKIOのディスコグラフィを語る上で欠かせないのが、「偉大な作家陣からの楽曲提供」と「自作自演バンドとしての覚醒」という2つの大きな軸線です。

2006年の「宙船」提供時、中島みゆきは自著や音楽メディアの対談において、長瀬智也のデモテープを聴いた際の衝撃を明かしています。中島みゆき節ともいえる難度の高いメロディと哲学的な言葉の連なりを、長瀬は荒々しくも真っ直ぐなボーカルで見事に乗りこなしました。この成功により、TOKIOは単なる企画モノのバンドではなく、表現力豊かなボーカリストを擁するロックユニットとして世間に広く認知されることになります。

椎名林檎が作詞作曲を手掛けた「雨傘」(2008年)や、横山剣(クレイジーケンバンド)による「トランジスタGガール」(2004年)など、尖った個性を持つアーティストたちがこぞって楽曲を提供した事実も、彼らの演奏力とキャラクターへの信頼を物語っています。

そして2010年代に入ると、ボーカルの長瀬智也を中心としたセルフプロデュース体制が本格化します。「リリック」に続き、「ホントんとこ」「手紙」「クモ」など、長瀬が書き下ろしたシングル曲は、USオルタナティブ・ロックやグランジの質感を取り入れた緻密なアンサンブルが特徴でした。ドラムの松岡昌宏が刻む正確無比なビート、リーダー・城島茂の渋いブルースフィーリング、国分太一の繊細なキーボードワークが融合し、バンドとしての完成形を提示したのです。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。