ハイトーンや2色染めを楽しむ上で、常に付きまとうのがブリーチによる毛髪のダメージ問題だ。しかし、現在の美容業界ではその常識が覆されつつある。ヘアケアおよびカラー剤メーカーの技術革新により、「傷みを最小限に抑えながら鮮やかに発色させる」ことが可能になった。
業界をリードする株式会社ミルボンは、毛髪内部のタンパク質損傷に着目したプレックス系トリートメント処方を開発。カラーリングと同時に髪の強度を高めるアプローチを実現した。また、資生堂プロフェッショナルが展開するプレミアムカラーラインは、アジア人の髪特有の赤みを抑えつつ、ツヤ感と透明感を維持する高度な色素設計で高い評価を得ている。
サロン現場では、ブリーチ剤に保護成分を配合するボンディング施術が標準化しつつある。これにより、複数回のブリーチが必要なハイトーンのツートンカラーであっても、パサつきや切れ毛を防ぎ、指通りの良い質感を保つことができるようになった。傷みを恐れて派手髪を諦める時代は、終わりを告げたのだ。