東大法学部卒、ハーバード大学大学院修了、元厚生労働省官僚という華々しいエリート街道を歩んできた豊田氏が、なぜそこまで取り乱し、常軌を逸した暴言を浴びせるに至ったのか。その決定的な引き金となったのは、後援会幹部や支援者に送る「バースデーカードの誤送付問題」でした。
選挙基盤を固めるために極めて重要視されていた後援者向けのバースデーカード数十人分について、秘書側が宛名と住所の印字を取り違えて発送してしまうミスが発生。有権者との信頼関係に直結する失態に対し、豊田氏の怒りは頂点に達しました。
当時、豊田氏は国会対応や党務、週末の地元選挙区回りに追われ、極限の睡眠不足と過密日程によるパニック状態に陥っていたとされています。事務所内の秘書が次々と辞めていく過酷な労働環境のなか、新しく入ったベテラン秘書のミスが重なり、理性を完全に失った感情の爆発へと繋がってしまいました。