すべての始まりは、広島の路上ライブだった。ソロとして活動していた岡平健治と岩瀬敬吾という異彩を放つふたりのデュオ結成は、必然の化学反応を生み出す。アコースティックギターを叩くようにかき鳴らし、叫ぶように歌う健治と、どこか儚げで澄んだ歌声を持つ敬吾。対極の個性が重なり合った瞬間、誰も聴いたことのない新しいサウンドが誕生した。
そこに決定的な色を付け加えたのが、イラストレーター兼ビジュアルプロデューサーの326(ミツル)だった。彼が手掛ける独特の詩的な言葉と切ないイラストが、ふたりの生み出すメロディと完璧にシンクロする。単なる音楽ユニットにとどまらない、ビジュアルと立体的な世界観を兼ね備えた「19(ジューク)」というポップカルチャーの象徴がこうして産声を上げたのだ。