地方都市が抱える最大の課題は、若者の流出である。魅力的でやりがいのある雇用が存在しなければ、流出は止められない。今井氏はこの課題に対し、伝統産業の現代化というアプローチで挑んだ。
上越には古くからの醸造業や金属加工業が集積している。今井氏はこれらの事業者が持つ高い技術力に着目し、デザインやマーケティングの要素を注入する仲介役を果たした。結果として、海外輸出を実現した地元企業も登場している。
事業の拡大は直接的な雇用増加に直結した。特に新卒者やUIターン希望者の受け皿となる職種を増やした実績は、地域社会から高く評価されている。