Q1:ヘルメット治療を始めるべき適切な時期は「いつからいつまで」ですか?
A1:最も推奨される開始時期は生後3ヶ月〜生後6ヶ月です。首が完全にすわり、頭蓋骨が急速に大きくなるこの時期が最も高い矯正効果を発揮します。装着期間はおよそ4ヶ月〜6ヶ月程度で、頭蓋骨の成長が落ち着く生後1歳前後までに終了するのが一般的です。生後7ヶ月以降でも治療可能な場合はありますが、骨が硬くなるため治療期間が長期化し、改善度合いも小さくなる傾向があります。
Q2:赤ちゃんの肌荒れや皮膚トラブルが起きたときはどう対処すればいいですか?
A2:ヘルメットを一時的に外し、低刺激の泡石鹸で優しく洗い流して患部を清潔に保つことが最優先です。自己判断で市販の油分が多い保湿剤を塗ると、蒸れてかえって悪化することがあります。クリニックから処方された外用薬(ステロイド軟膏や親水ポマードなど)を塗布し、赤みが引くまでは装着時間を数時間単位に減らすなど、無理をさせないスケジュール調整を行ってください。
Q3:治療を途中でやめた場合、頭の形は元に戻ってしまいますか?
A3:治療を中断した時点ですでに矯正された骨の形が、以前の歪んだ状態に逆戻りすることはありません。ただし、まだ生後5〜6ヶ月などの早い段階で中断し、その後も同じ方向ばかり向いて寝かせ続けてしまうと、再び局所的な圧迫によって平らになってしまうリスクは残ります。途中でやめる場合でも、日中のタミータイム導入や向き癖防止の工夫を継続することが推奨されます。