続編実写化の待望論が爆発的に高まった最大の契機は、2018年および2026年に放送されたフジテレビ系ドラマ『SUITS/スーツ』での織田裕二と鈴木保奈美の再共演でした。二人が同じ画面に並び立つ姿は「平成の奇跡」と称され、SNS上では即座に「この二人でカンチとリカのその後を演じてほしい」というリクエストが殺到しました。
しかし、続編ドラマのキャスト実現には高いハードルが立ちはだかります。織田裕二は近年、重厚な人間ドラマやサスペンス、映画作品への出演に軸足を移しており、自身の出世作の続編というプレッシャーの大きい役柄に対して極めてストイックなスタンスをとっているとされています。一方の鈴木保奈美も実力派女優として第一線で活躍を続けており、当時の世界観を損なわない完璧な脚本が揃わない限り、安易なオファー引き受けは難しいのが実情です。
関口さとみ役の有森也実、三上健一役の江口洋介ら当時の主要キャストを再び集結させるスケジューリングの難度も含め、「オリジナルキャストでの完全再現」はファンにとっての究極の夢でありながら、実現には多くの奇跡が必要とされています。