アニメーション制作を手掛けたスタジオディーンによる緻密な作画と演出も、眼帯の存在感を際立たせている。画面上で眼帯に手を当てながら長大な呪文を詠唱し始めるポージングは、アニメならではの躍動感にあふれ、見る者の心を掴んで離さない。
さらに、声優の高橋李依による名演技が見事にハマっている。眼帯を抑えながら繰り出される朗々とした名乗りや、大技を放つ直前の緊迫した台詞回しは、真面目さとコミカルさの絶妙な塩梅を表現。彼女の凛とした声質と表現力があってこそ、眼帯をつけた少し痛々しくも愛おしい姿が、全世界のファンを魅了するキャラクターへと結実した。