特別な道具を揃える必要はない。ダイソーやセリアなどの100円ショップで手に入る身近なアイテムだけで、驚くほど多様な応用実験が可能だ。
人気を集めているのが、シェービングフォームを混ぜ込んだ「ふわもちスライム」や、砂を配合した「キネティックサンド風スライム」だ。さらに、鉄粉を混ぜ込んでネオジム磁石を近づける「磁性スライム」や、暗闇で光る蓄光パウダー入りの実験など、工夫次第で表現の幅はどこまでも広がる。
メディアで活躍する科学者の存在も、実験のアップデートに一役買っている。科学の楽しさを長年伝え続ける米村でんじろう氏や、独創的な実験動画で若年層を魅了するサイエンスプロデューサーの市岡元気氏らの発信は、子どもたちの発想を大きく刺激してきた。彼らがテレビ番組やSNSで披露する温度変化で色が変わるサーモクロミックスライムなどの高度なレシピに触発され、自由研究のレベルは年々向上している。