埋め立て工事が急ピッチで進む現場において、異変が生じたのは突如のことだった。大型クレーンによる護岸ブロックの投下作業中、吊り具が破断するかのような衝撃音とともに資材が激しく崩落。作業にあたっていた作業員が負傷し、現場では一時作業が全面停止された。緊急搬送が行われる一方で、関係者の対応は後手に回った。
さらに現場周辺では、工事車両の往来と並行して在日米軍の運用車両や警備艇が慌ただしく動くなど、軍民双方の安全管理態勢に混乱が生じていた。米軍基地周辺で相次ぐトラブルとの連動性も指摘されており、現地では事故直後から緊張感が急高揚している。