バナナにマヨネーズは本当にまずい?「意外とウマい」と噂の真相を徹底解説

バナナにマヨネーズは本当にまずい?「意外とウマい」と噂の真相を徹底解説

バナナにマヨネーズは本当にまずい?「意外とウマい」と噂の真相を徹底解説とは一体何なのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

日本国内では奇抜なアレンジと見なされがちですが、バナナマヨネーズアメリカ南部(ノースカロライナ州、ジョージア州、テネシー州など)では、れっきとした郷土料理「Banana and Mayo Sandwich」として長年愛好されています。

その歴史は1930年代の世界恐慌時代にまで遡ります。当時、中南米からアメリカ南部の港湾に安価で大量に輸入されていたバナナと、家庭で手に入りやすかったマヨネーズ(特に南部を象徴する無糖マヨネーズ『デュークス』)を白い食パンに挟むことで、極めて安価かつ高カロリーなエネルギー源として労働者階級の食卓を支えました。当時の生活の知恵から生まれたこのバナナマヨネーズサンドは、恐慌を乗り越えた後もノスタルジー漂うソウルフードとして定着し、現在でも米国の老舗ダイナーや家庭の定番軽食として受け継がれています。

また、日本国内でこの組み合わせが広くサブカルチャー層に知れ渡るきっかけとなった要素の一つに、人気漫画・アニメ『銀魂』に登場する極度のマヨネーズ愛好家・土方十四郎の存在が挙げられます。作中で描かれた「あらゆる料理にマヨネーズを山盛りにする」というギャグ描写の中で、バナナマヨネーズ銀魂の文脈として記憶しているファンも少なくありません。しかし、架空の奇食描写として笑われていたメニューが、実はアメリカ南部の歴史的食文化と奇跡的に一致していたという事実は、食の奥深さを物語っています。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。