吉本印天然素材が産声を上げたのは、1991年9月のことです。当時、東京のお笑いシーンにおいて吉本興業の存在感を高めるべく、大阪の心斎橋筋2丁目劇場やなんばグランド花月で頭角を現していた若手芸人たちを集結させたプロジェクトとしてスタートしました。日本テレビの深夜番組と連動し、お笑い芸人でありながら本格的なダンスを披露するという斬新なコンセプトが導入されます。
ダンスの振付を手がけたのは、後にモーニング娘。やAKB48をブレイクに導いた名振付師・夏まゆみ氏でした。深夜に及ぶ猛特訓の末に披露されたパフォーマンスは女子中高生の間で大反響を呼び、単独ライブのチケットは即完売。ブロマイドや写真集が飛ぶように売れ、会場には黄色い歓声が響き渡るという、従来の芸人の枠組みを超えたムーブメントへと発展していきました。