急速拡大装置で顔は変わる?痛みや鼻の広がり・すきっ歯の真相と費用

急速拡大装置で顔は変わる?痛みや鼻の広がり・すきっ歯の真相と費用

急速拡大装置で顔は変わる?痛みや鼻の広がり・すきっ歯の真相と費用についての疑問解決ガイドをお届けします。

Q1:大人の骨格性急速拡大装置(MSE)の費用相場はどれくらいですか?
A1:成人のMSE(MARPE)治療は全額自己負担(自由診療)となり、装置単体およびアンカースクリュー埋入費用で約15万〜30万円前後が相場です。これに加えて、歯並び全体を整える表側ワイヤー矯正や裏側矯正、マウスピース矯正の基本料金(70万〜110万円程度)が加算されるため、治療総額としては90万〜140万円程度を見込む必要があります。

Q2:ネジを回す期間は何ヶ月くらいで、装置全体はいつ外れますか?
A2:スクリューを回して上顎骨を広げる実質的な「拡大期間」は、通常2週間〜4週間(約1ヶ月未満)で完了します。ただし、開いた骨の隙間に新しい骨が形成されて硬化するまで、スクリューを固定した状態で3〜6ヶ月間そのまま装置を装着し続けます。そのため、装置全体を外すまでのトータル期間は約4〜7ヶ月程度となります。

Q3:急速拡大装置の治療中に発音しづらい・食事がつらい時の対処法は?
A3:滑舌に関しては、舌を上あごに押し当てず、少し手前で発音するよう母音をはっきり意識して音読練習を行うと1〜2週間で順応します。食事面では、麺類を細かく刻む、繊維質の多い葉物野菜を避けるなどの工夫が有効です。装置と口蓋の間に物が詰まった際は、爪楊枝などで無理に突かず、ワンタフトブラシやシリンジ、市販の口腔洗浄器(水流)を使って優しく除去してください。

Q4:急速拡大装置で広げた歯並びは、成長後に後戻りしませんか?
A4:拡大後の骨安定期間(保定)を正しく過ごし、永久歯列期まで適切なリテーナーを使用していれば、骨格そのものが完全に元に戻ってしまうリスクは低いです。ただし、口呼吸や低位舌(舌が常に下あごに落ちている状態)などの悪習癖が残っていると、頬の筋肉の圧迫により徐々に後戻りを引き起こすため、舌の筋機能トレーニング(MFT)を並行して習慣化することが極めて重要です。

山田 真由
著者

山田 真由

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