吉田沙保里さんのキャリアを語る上で外せないのが、スポーツ史上に残る途方もない連勝記録です。2001年末から2008年1月にかけて打ち立てた個人206連勝という記録は、国内外の並み居るトップ選手たちを完全に圧倒し続けた証左にほかなりません。
アテネ(2004年)、北京(2008年)、ロンドン(2012年)とオリンピック3連覇を達成。世界選手権でも破竹の強さを見せ、世界大会16連覇というギネス世界記録を樹立しました。2012年にはその卓越した功績が讃えられ、日本国政府から国民栄誉賞を授与されています。
対戦相手の研究やルール変更、世代交代の波にさらされながらも、約15年間にわたって世界の頂点に君臨し続けた事実は、単なる「強豪選手」の枠を超えた奇跡的な領域といえます。