2度目の結婚生活の最中であった2014年10月、磯野貴理子さんを突如襲ったのが「脳梗塞」でした。自宅で異変を感じて倒れ込んだ際、異変にいち早く気づいたのが当時の年下夫でした。迅速に救急車を呼んだことで一刻を争う初期治療が間に合い、重い言語障害や身体の麻痺などの後遺症を免れることができたのです。
緊急入院から懸命なリハビリを経て、わずか2ヶ月半後の2015年1月に見事仕事復帰を果たしました。復帰会見や番組出演時には「夫が異変に気づいてくれなければ、今の私はなかった」と元夫への深い感謝を語っていました。
命を救ってくれた恩人でもあった夫との別れを経験した際にも、彼女が相手を一切恨むことなく前を向いた背景には、この「命を救われた」という純粋な感謝があったからこそと言えるでしょう。大病を克服した経験は、彼女自身の健康観や命に対する価値観を大きく変える転機となりました。