関根賢亡き後、組織の舵取りを担い、その存在を決定づけたのが大塚武雄をはじめとする歴代の最高幹部たちである。彼らは暴力の論理だけでなく、興行や土木建築、各種利権の調整役として政治力・経済力を蓄積し、組織を近代的なヤクザ組織へと脱皮させようと試みた。
大塚武雄が残した足跡は、組織の結束力を高めた一方で、後の分派や独立問題の火種をも生み出すこととなった。カリスマの死後、誰が正統な後継者であるかという問いは、常に血で血を洗う権力闘争を誘発する。関東関根組が背負う代紋の重みは、これら先人たちが積み重ねてきた功罪の歴史そのものと言えるだろう。