SNSや大手Q&Aサイト(知恵袋等)には、「家族にスマホを貸した際、検索窓の予測から秘密の調べ物がバレてトラブルになった」「職場の共用PCで過去の転職活動の検索履歴が出て冷や汗をかいた」といった悲痛な相談が後を絶ちません。
ある30代会社員の男性は、自宅のリビングで妻と一緒に旅行先を調べていた際、スマートフォンの検索窓に以前こっそり調べていた「薄毛治療 クリニック 費用」という過去ログとサジェストが表示され、気まずい空気になった体験を手記で明かしています。彼は「ブラウザの履歴画面からは確かに消していたが、Googleアカウントのマイアクティビティが残っていた」と振り返っています。
また、テレワークの普及以降に多発しているのが、個人端末と業務用端末で同一のブラウザアカウントにログインして同期させてしまう事故です。自宅の私用PCで夜間に調べたプライベートな趣味やセンシティブな健康の悩みが、翌朝会社のPCのChromeブラウザを開いた瞬間に同期・表示されてしまうケースが報告されています。
このような事故を防ぐためにも、「仕事用とプライベート用のアカウントは完全に分離する」「家族と共有する可能性のある端末ではアカウントをログアウトしておく」といった初歩的かつ確実な境界線作りが求められます。