江口蓬莱館のレストランで注文の過半数を占めるのが、名物の海鮮丼と刺身定食です。訪れる人々がこぞってカメラを向け、ネット上でも常に話題となるこれら看板料理のクオリティを、実際の価格帯とともに検証します。
まず圧倒的な存在感を放つのが、丼から溢れんばかりに地魚が敷き詰められた海鮮丼です。タカエビ、カンパチ、真鯛、キビナゴ、水イカなど、日置近海でその日の朝に獲れた魚介を中心に6〜8種類以上の旬のネタが豪華に鎮座します。鹿児島特有の甘みのある刺身醤油と酢飯、そして魚のプリプリとした弾力が絶妙に調和し、最後の一口まで飽きさせません。一方の刺身定食は、一切れの厚みが贅沢で、魚本来の旨味や脂の乗りをダイレクトに堪能できる玄人好みの仕上がりとなっています。
価格表記はすべて税込であり、水揚げの天候状況によって盛り込まれる魚種がその日ごとに変わる点も、冷凍ネタを仕入れない天然地魚専門ならではの魅力です。素材の鮮度を考慮すれば、都市部や一般的な観光ホテルのレストラン相場よりも3〜4割近く割安な水準に抑えられています。