ネット上の掲示板やSNSでは、近大入試に関して誤った言説や都市伝説が少なからず出回っています。受験戦略を誤らないために、以下の3つの誤解を正しておく必要があります。
誤解①:「志願者数日本一=合格するのが最も難しい」
近畿大学は実志願者数ではなく「延べ志願者数」でトップを争っています。1人の受験生が複数の日程や学部、併願方式(PC方式や高得点科目重視など)を出願するため、見かけの倍率が10倍〜15倍と跳ね上がることがあります。しかし、近畿大学入試結果速報で公表される「実質倍率」を確認すると、実際は3.5〜5.5倍程度に落ち着くケースが大半です。
誤解②:「素点で合格最低点を超えていれば合格できる」
近大の一般入試では、選択科目間および日程間の有利不利を解消するため「中央値補正方式(得点調整)」が採用されています。平均点が高い科目では、素点から大幅に点数が差し引かれるケースがあります。過去問演習の段階で「合格最低点+10〜15点」を安定して取れていなければ、安全圏とは言えません。
誤解③:「後期日程は記念受験レベルで受からない」
後期日程は募集人員が少なく倍率も高騰しますが、国公立大学の後期日程や他私大の合格辞退者が抜けるため、最後まで粘り強く標準問題を解き切った受験生に十分な勝機があります。過去のデータでも、前期で不合格だった層が後期で逆転合格を果たす例は毎年確認されています。