琵琶湖大花火大会は全国から数十万人規模の来場者が押し寄せる超人気イベントであり、公式の有料観覧席チケットは販売開始とともに一瞬で完売する。この強烈な需給ギャップこそが、詐欺グループにとって格好の資金源となっている。
特に匿名性の高い送金サービスやギフトカード類による決済は、一度犯人の手に渡ってしまうと口座凍結や返金請求が非常に困難だ。プラットフォーム側の監視を逃れるため、詐欺グループは鍵付きの密室アカウントや暗号化チャットツールへと誘導し、足取りを徹底的に隠滅する。運営側の転売対策が強化されるほど、裏取引の手法が潜伏化・悪質化する悪循環が続いている。