この場所が放つ独特の風格は、一朝一夕に生まれたものではない。ルーツを辿ると、阪急電鉄や宝塚歌劇団を創設した伝説の実業家・小林一三の都市開発構想に行き着く。大衆に上質な娯楽と憩いを提供するために設立された株式会社東京楽天地のスピリットは、今もこの空間の隅々に息づいている。
東宝株式会社のグループ企業としてカルチャーとエンターテインメントの歴史を刻んできた錦糸町楽天地ビル。昭和、平成、令和と街のランドマークであり続ける複合ビルの9階に位置するスパは、古き良き歓楽街の情緒と洗練されたホスピタリティを見事に融合させている。