錦糸町駅から徒歩でわずか数分。雑踏を抜けた先にたたずむのが、長年地元民に愛されてきた「中華料理 桂林」だ。引き戸を開けた瞬間、熱気と活気が身体を包み込む。店内には重厚なカウンターとテーブル席。長年使い込まれた厨房の調理器具はピカピカに磨き上げられ、店主の職人魂を物語る。
ここは単なる飲食店ではない。下町のコミュニティそのものだ。昼は腹を空かせた労働者が大盛りチャーハンをかき込み、夜は仕事終わりの会社員が冷えたビールと餃子で杯を交わす。昭和から平成、そして令和と時代が変わっても、変わらない味がここにはある。