ネット上では「謹啓と拝啓は混ぜて使っても良い」「謹白は左寄せが最新トレンド」といった根拠のない噂の真相が話題になることも増えた。こうした噂が広まる背景には、自動校正ツールの設定ミスや、スマホ画面での表示最適化(レスポンシブデザイン)による自動改行の仕様が影響している。
取材に応じたビジネスマナー講師はこう指摘する。「画面上では右寄せに見えていても、受信側のフォント設定や画面幅によっては左寄せに化けてしまうことがある。これが『マナーが崩れた』という噂の真相です」。つまり、作成者のマナー不足だけでなく、デジタル媒体特有の表示崩れが誤解を生む原因となっているのだ。