今日の甲子園の天気速報!試合中止の判断基準と阪神園芸の奇跡を追う

今日の甲子園の天気速報!試合中止の判断基準と阪神園芸の奇跡を追う

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甲子園球場を語る上で、雨だけでなく絶対に無視できない気象要素が大阪湾から吹き込む「浜風」です。ライトからレフト方向へと吹き抜けるこの南西の風は、天候判断や試合展開に極めて特異な影響を与えます。

第一に、浜風は降雨の体感強度を劇的に変形させます。たとえ降雨レーダー上で「時間雨量1〜2ミリ」と表示されていても、風速が毎秒5メートル以上に達すると、雨粒が横殴りとなってグラウンドや銀傘(大屋根)の下にまで容赦なく吹き込みます。銀傘に守られているはずの内野指定席でも、中段より前方の座席では足元までびしょ濡れになるのはこのためです。

第二に、浜風と雨の組み合わせは打球の軌道を狂わせます。雨で重くなったボールに強烈な浜風が当たると、レフト方向への飛距離が急激に失速したり、逆に風に乗って思わぬ方向へ流されたりします。視界不良と相まって外野手がフライを見失うリスクが高まり、審判団がグラウンドの土のコンディションだけでなく「風速と視認性」を中止の補足要因として考慮する理由がここにあります。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。