金融車とは?異常に安い理由と名義変更不可・差し押さえの罠を徹底解説

金融車とは?異常に安い理由と名義変更不可・差し押さえの罠を徹底解説

金融車とは?異常に安い理由と名義変更不可・差し押さえの罠を徹底解説に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

金融車を所有する上で最も恐ろしいシナリオは、ある朝目覚めると駐車場から車が忽然と消えている「強制引き上げ」です。

車検証上の所有者である信販会社は、ローン返済が完全にストップすると債権回収の法的手続きを進めます。車両引き揚げ専門の執行業者や調査会社を使い、車両の位置情報を突き止めてレッカー移動で回収(引き上げ)を行います。また、元の所有者が多額の税金を滞納している場合、自治体や国税局によって「タイヤロック」や「差し押さえ(公売処分)」の対象となります。

さらに悪質なケースとして、元の所有者や悪質ブローカーが合鍵や予備キー、GPSトラッカーを車体に仕込んでおき、売却後に夜間を狙って車を盗難・回収し、別の場所で再び金融車として二重売買する犯罪被害も報告されています。警察に被害届を出そうとしても、車検証の名義人ではないため「民事不介入」「所有権の証明不可」として盗難届を受理してもらえないという、まさに泣き寝入りの構図が浮き彫りになっています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。