1986年、中森明菜が発表した『DESIRE -情熱』は、彼女のキャリアにおいて金字塔となる一曲だ。革新的な着物風衣装とボブヘアー、そして卓越した歌唱力で同年の日本レコード大賞を受賞。前年の『ミ・アモーレ〔Meu amor é・・・〕』に続く2年連続の大賞受賞という偉業を成し遂げた。
一方、近藤真彦もまた『愚か者』で日本レコード大賞を受賞し、二人はトップアーティストとして頂点に君臨し続けた。年末のNHK紅白歌合戦で見せた圧巻のステージパフォーマンスは、今なお語り継がれる伝説となっている。賞レースの現場で見せた互いを称え合う姿は、当時の視聴者の目に焼き付いて離れない。