警察官の撮影やSns投稿は違法?職務質問・肖像権の境界線を解説

警察官の撮影やSns投稿は違法?職務質問・肖像権の境界線を解説

警察官の撮影やSns投稿は違法?職務質問・肖像権の境界線を解説についての真相をご紹介します。

撮影行為それ自体は犯罪にならなくとも、撮影に付随する「物理的・心理的行動」が行き過ぎると、刑法第95条の公務執行妨害罪が成立します。公務執行妨害は、公務員が職務を執行するにあたり、これに対して「暴行または脅迫」を加えた場合に成立する犯罪です。

逮捕事例や摘発事案から浮かび上がる危険な行動パターンは以下の通りです。

警察官の顔面数センチの至近距離までスマートフォンを突きつける行為、制止を無視して警察官の身体や装備品に接触する行為、職務執行を物理的に妨げるように立ちふさがる行為、カメラを構えながら大声で怒号や脅迫めいた言葉を浴びせる行為などは、物理的な有形力の行使や脅迫とみなされ、現行犯逮捕の口実を与えます。

ネット上の反応を見ても、警察官に対する理不尽な挑発や過激な撮影動画に対しては「単なる迷惑行為」「現場の警察官が気の毒」といった批判的な世論が圧倒的多数を占める傾向にあります。トラブルを回避するためには、「警察官から2メートル以上離れた位置を保つ」「無言または冷静な受け答えに徹する」「物理的な動きを遮らない」という鉄則の遵守が不可欠です。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。