キノコのような有機的フォルムが特徴的な観覧温室は、延床面積約4,600平方メートルを誇る国内屈指の規模を誇る。内部に一足踏み入れると、濃密な湿気と芳香が肌を包み込み、まるで熱帯雨林の奥地に迷い込んだかのような錯覚を覚える。
サバンナ室のバオバブや巨大な多肉植物、雲霧林を再現した冷室に咲き乱れる極彩色のラン。エリアごとに温度と湿度が精密にコントロールされ、地球上のあらゆる気候帯の植生がひとつの建造物の中で息づく。頭上を覆う巨大なヤシの葉を見上げながら木製デッキを進む体験は、大人にとっても純粋な驚きに満ちている。