四条通から正面に見える西楼門は、誰もが吸い寄せられる撮影スポットだ。しかし、ここからの入場は常に大混雑を極める。賢い参拝者が選ぶべきは、南側に位置する「南楼門」からのアプローチだ。実は、神社としての正門はこの南楼門であり、鳥居をくぐった瞬間に漂う空気の澄み切り方がまったく異なる。
混雑のピークを迎える午前10時以降を避け、早朝7時から8時台に南楼門をくぐるのが最大のコツだ。舞殿を正面に見据えながら静寂に包まれた境内を進むルートは、人混みのストレスとは無縁。鳥のさえずりと朝露に濡れた石畳が、参拝者を優しく包み込んでくれる。