現場のリアルな空気感や生活環境はどうなのか。在校生や保護者の口コミ、部活動の現場を取材すると、明確な強みとともにいくつかの留意点も見えてきます。
施設面に関する評価は圧倒的です。「大学のキャンパスのような開放感がある」「プログラミングやCADの設備が常に最新にアップデートされている」といった声が多く、清潔感のあるモダンな校舎は学習意欲を底上げしています。シックなブレザータイプの制服も生徒から好評で、学費に関しても京都市立高校のため公立高校授業料無償化(就学支援金制度)の対象となり、私立高校と比較して大幅に経済的負担を抑えられます。
部活動において外せないのが、伝説のドラマ『スクール☆ウォーズ』のモデルとなった伏見工業高校ラグビー部の魂を受け継ぐ「京都工学院高校ラグビー部」の存在です。全国大会(花園)常連の伝統と規律ある指導は新校舎移行後も健在で、グラウンドには人工芝が敷設されるなど競技環境も大幅に向上しました。部活動と学業を高い次元で両立させる校風が根付いています。
一方で、現場からは以下のような「リアルな注意点」も聞かれます。
- 実習やレポート課題の厳しさ:専門科目の実験・製図レポートの提出期限は厳格で、期日管理が苦手な生徒は試験前に追われることになる。
- 男女比率の偏り:工学系学科を中心に男子生徒の割合が高く(全体で女子比率は15〜25%程度)、共学校特有の華やかさを期待しすぎるとギャップを感じる場合がある。