朝や夕方のニュース番組は、依然としてアナウンサーの好感度を左右する最大の戦場だ。しかし、ただニュースを淡々と読み上げるだけのアナウンサーは、もはや上位には食い込めない。複雑化する社会情勢や日々のニュースに対して、視聴者の目線に立ち、言葉を濁さずに自分の言葉で語れる「共感力」が強く求められている。
生放送中の突発的なハプニングへの対応や、ゲストへの細やかな気配り。そうした一瞬の立ち振る舞いがSNSで拡散され、一気に支持を広げるケースが後を絶たない。視聴者は画面の向こう側に、完璧なマシーンではなく、自分たちと同じ血の通った人間を求めているのだ。