一方で久本雅美は、自身の信仰を秘匿することなく、創価学会内部の「芸術部」においても幹部として長年活動を続けてきた。学会の機関紙である聖教新聞や関連行事、あるいは国政選挙等での支援活動において、自らの体験や信仰への感謝を率直に語る姿は度々報じられている。
政治や宗教に対する態度を曖昧にすることが一般的とされる日本の芸能界において、彼女のように所属を隠さずオープンにし続ける姿勢は極めて異彩を放つ。公的なイベントでは学会員としての顔を見せる一方、地上波のバラエティ番組では宗教的な色合いを一切持ち込まない。この徹底した「公私の切り分け」こそが、厳しいテレビ業界で彼女が長年重宝されてきた最大の理由なのだ。