手記の出版直後、さらなる波紋を呼んだのがインターネット上での発信です。2015年9月、元少年Aを名乗る人物によって公式Webサイト「存在の耐えられない透明さ」が開設されました。
サイト上には、元少年A公式サイトのメッセージとして自身の身体写真や奇怪なアート作品、読者からの感想に対する返信などが公開されました。このサイト公開に対しては、世間から「自己顕示欲の暴走」「被害者への配慮が完全に欠如している」と猛烈なバッシングが殺到し、数か月で閉鎖に追い込まれる事態となりました。
活字やインターネットを通じた一連の自己表現は、元少年Aの精神的な成熟や更生の難しさを社会に浮き彫りにさせました。