成田山久留米分院の本尊・不動明王とともに、境内の象徴となっているのが救世慈母大観音(きゅうせいじぼだいかんのん)です。1958年に千葉県の大本山成田山新勝寺から直系分院として開山され、1983年に建立されたこの大観音像は、基礎を含めた高さが62mにおよび、日本国内でも屈指の巨大仏として知られています。
観音像が胸元に抱く愛児の丈だけでも約13mあり、ビル約4階分に相当する大きさです。さらに注目したいのが、額の白毫(びゃくごう)に埋め込まれた直径約3cmの純金板と、胸元のペンダントに輝く三千カラット相当のスイス製人工ダイヤモンドおよび巨大な翡翠(ヒスイ)です。晴天の陽光を浴びてキラリと光を放つ姿は、遠方からでも目を見張る威容を誇ります。