近年の受験データにおいて、久留米大学附設の難易度は高止まりを続けています。四谷大塚や日能研の全国模試における中学偏差値は66〜68、九州エリア最大手の英進館TZSクラスにおける合格基準でも最上位に位置し、高校偏差値は76に達します。これは九州管内の私立・国公立中高を含めて文句なしのトップ数値です。
中学入試の志願倍率はおよそ2.5倍〜3.0倍前後を推移しており、九州各地から最優秀層のみが選抜される激戦が続いています。特筆すべきは、共学化以降における女子の合格難易度の高さです。定員枠に対して女子受験生の学力水準が極めて高く、年によっては実質倍率や合格最低点において女子が男子を上回る逆転現象も定常化しています。
学校側が公表する合格最低点の推移を分析すると、4教科(国語・算数・理科・社会)の総合得点率はおおむね6割5分から7割前後で推移しています。奇問・難問でふるい落とすのではなく、難度の高い標準〜発展問題を論理的かつスピーディーに完答する記述力が合否を分ける構造となっています。