農業王国として知られる茨城県にとって、9月の台風飛来はまさに収穫の最盛期を直撃する最悪のタイミングとなった。県南・県西地区で収穫作業が大詰めを迎えていた主力の「コシヒカリ」は、暴風雨による倒伏(稲が倒れる被害)が各地で発生している。
さらに、かすみがうら市や石岡市が誇る最高峰の「梨」や「栗」の果樹園でも、強風による落果被害が相次いでいる。地元農家からは「あと数日収穫が早ければ」「2026年の出来栄えが良かっただけに悔しい」と悲痛な声が上がっており、今後の被害算定と行政による緊急支援策が急務となっている。