どれほど巧妙に装っていても、接触プロセスを冷静に観察すれば、共通した詐欺師の特徴が浮き彫りになります。彼らは獲物を逃さないために、独特のコミュニケーションパターンを展開します。
まず注目すべきは距離感の詰め方です。初対面や知り合って間もない段階にもかかわらず、異常に親切に接してきたり、家族関係や金銭事情などのプライベートな弱みを執拗に聞き出そうとしたりします。また、客観的な記録が残る対面や公式ルートを嫌い、暗号化メッセンジャーアプリへの移行を急ぐ傾向があります。
会話やメッセージにおいて、以下のような詐欺師のよくある口癖が飛び出したら、即座に警戒レベルを最大に引き上げるべきです。
- 「元本保証で月利〇%は確実に出ます」(※金融商品取引法上、絶対の利益を保証することは違法です)
- 「特別なルートから入手した非公開の情報です」
- 「家族や友人にはまだ話さないでください。インサイダー情報なので漏洩すると全員が無効になります」
- 「今すぐ決断しないと、この枠は別の人に回ってしまいます」
- 「あなたのためを思って特別に案内しています」
実践的な詐欺師見分け方として、「第三者への口止め」「急な決済の要求」「指定口座が個人名義や無関係な法人名義」のいずれか1つでも当てはまれば、100%詐欺であると判断して間違いありません。