そもそも「Fラン」の語源は、大手予備校が設定した「BF(ボーダーフリー:偏差値算出不能)」にある。しかし2026年現在、この定義はより複雑化している。単にテストが簡単というだけでなく、外国人留学生への依存度や、一般入試比率の極端な低さが新たな指標となっている。
推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)が全体の8割を超える大学も珍しくない。学力を測定せずに学生を囲い込む手法は、大学の質の低下を招く一方で、経営を維持するための唯一の生命線でもある。結果として、偏差値という物差し自体が機能しなくなっているのが現状だ。