シングルコート犬種を選ぶにあたり、事前に把握しておくべき決定的なデメリットが継続的なトリミング費用の家計負担です。柴犬やスムースチワワのような短毛・換毛期型犬種は自宅でのシャンプーとブラッシングで完結できますが、毛が伸び続ける犬種はプロによるトリミングが一生涯必須となります。
2026年時点における都市部のトリミング料金相場をもとに、小型犬1頭が生涯(平均寿命15年と仮定)で必要とするトリミング維持費を算出すると以下のようになります。
- 1回あたりの基本トリミング料金(シャンプー+カット+爪切り等):8,000円〜12,000円
- 年間トリミング回数(4〜5週間に1回ペース):年10回〜12回
- 年間コスト:約10万円〜15万円
- 15年間の生涯トリミング総費用:約150万円〜225万円
この費用に日々のドッグフード代、ワクチン接種やフィラリア予防薬、将来的な医療費が加算されます。また、被毛が単層構造のシングルコート犬種は、保温力を持つアンダーコートがないため「寒さに極めて弱い」という体格的弱点を持っています。冬場の室内暖房管理や散歩時の防寒服着用が欠かせず、光熱費やペットウェアの備えも考慮しておく必要があります。